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漁具営業を通じて見える「水産の魅力」とは

漁具営業の仕事は、正直いって、、、楽しくてしょうがない。恥ずかしいけど、40代の素直な営業に対する考えを紹介する。

漁師は海という自然に対峙し、いい顔で狩猟、養殖している。私はそんな漁師に憧れ、尊敬している。そんな人間と付き合えることも楽しく、幸せと思える理由の一つ。

では、何が漁具営業にとって最大の魅力なのか、それは社会貢献であると思う。

 

普段の営業活動

私の所属は西日本ニチモウ株式会社 営業部一課、役職は課長である。達成したほうがいい売上予算も持っている。けど、それ以上に、持続的な人間関係や業界の発展を創ることを第一にしている。水産業しか知らないが、色々な人がいるこの業界が好きだ。

ホールインワンならず!ゴルフを通じて人間関係が広がりました。色々な人の性格が見えて面白い。

特に酒を飲む場が好きで、正確には芋焼酎が大好きで、飲むと素がでてしまう。幸い、通常時も素も気持ちは変わらない。杯を交わしながら、水産の話をすることは楽しい。水産関係者は熱い思いを持っている人が多い。全国各地に仕事、ゴルフ、酒場を通じて知り合いがいることは宝である。

魚と酒を愛する著名人とも知り合える。ヨダレを垂らして読む本と自家製メフン。

様々なお付き合いから、人様の前でお話をさせて頂く機会を頂くこともある。各地の勉強会、自社主催のシンポジウム、学生のために大学で講義、勉強のために日本水産学会、最近では海外地方大学で話す経験もさせて頂いた。営業なので、販促やアピール手段も自由だし、その効果も中長期的に見てもいい。

各地で変な講演することもあります。

仕事内容は、まき網、底曳き、養殖、漁労金具、そして官庁関係漁具と色々と経験してきた。どれもスペシャリストではないが、広く知りながら現在も広がっていることが私の営業としての強み。

基本的に事務仕事が苦手で、ミスでよく迷惑をかける。申し訳ないと思いつつ、色々な特徴を持った人が相互に協力し合って邁進する職場環境を作りたい、と言い訳半分、本気で思っている。

自己紹介

塩辛とか珍味が大好き。たまに自作します。

私は1980年生まれの3児の父親である。子供の成長が何よりで、釣りやダイビングはやらなくなったけど、魚を料理することは大好き。子供たちも魚が好きで嬉しい。

子供たちに勉強しなさい。といえる立場でもないので、勉強をする背中を見せようと考え、社会人学生として博士課程に挑戦中、仕事以外の時間は勉強が多いかも。

指導教員の安樂先生と。

勉強嫌いであった私だが、営業職を通じて極めたいテーマを得られたことは人生の喜びだと思っている。詳細は長くなるので省略するが、大きなテーマとして、サスティナビリティへの貢献。

世の中は広く、様々な形でサスティナビリティの実現に向けて動いている人がいる。子供たちの存在が私の背中を強く推してくれた。

年始の試験に付き合ってくれた家内と小学二年の息子。ありがとう!

これといった趣味はなく、最近のゴルフは110を超えるし、部下とのポケモン大会2023年は12戦0勝とさんざん。それでも、大学時代の恩師松岡先生から「池田は運がいい」と評価を受け、それからそのように思い込んでいる。たまにカチンとくるが、今の家内と結婚できたことは人生最大のラッキーかもしれない。家族には本当に恵まれている。

筆者が考える「水産業の魅力」

半沢直樹、大好きです。

さて、本題の水産業の魅力について。やはり、伸びしろが沢山あること。どんなにテクノロジーが発展しようとも、海の現場があり、相手は複雑な気持ちをもつ魚と漁師であること。

計測器が発展しようが、素晴らしい素材があろうが、最終的には人の手で生き物や自然と対峙していかないといけない。課題は本当に多い=伸びしろがある!

漂流ゴミで作るアート。発想がすごい。

急速に発展する他産業に魅力を感じたこともある。でも、私は水産業で生きると決めている。ビーチボーイズの反町隆史に憧れて水産業界にはいったという不純な動機であるが、水産業に貢献したいと本気で思っている。

ビーチボーイズに憧れたころ。

ニチモウ㈱が掲げる社訓「会社は社会の公器である」は素晴らしい精神であると思う。こんなグループ会社で、自由に、そして尊敬できる先輩や人々と仕事ができることも魅力である。水産業界に、社会の公器である弊社をたっぷり使って頂きたい。

活〆を世界に広げたい。

これからの水産業、広く言えば一次産業は、人類の食料を確保するとても重要な仕事である。人口が増えれば増えるほど、一次産業の重要性が見直されると思う。

そんな水産業界で働き、漁師から、「いいものを作ってくれた。」「こんな事、知らなかった。」「儲かった。」「作業が楽なった。」と言われることが稀にあります。その時の充実感といったら。。。

持続的な生産が課題である水産業にとって私の小さな貢献は大きいと信じている。貢献できることはまだまだ沢山ある。

長くなったが、それが私が思う水産の魅力です。

2 thoughts to “漁具営業を通じて見える「水産の魅力」とは”

  1. 「運がいい」「実力がある」
    という意味で恩師は仰られたのでなかろうか。
    運を味方にできる人は、運を手放さない努力をしている人でもあると思う。幾つになっても、愉しむ心と感謝の心を忘れずに、これからも水産業を大いに盛り立てていただきたい。

    1. ありがとうございます。
      運がいい!は事を前向きに捉えられる本当にいい恩師の評価でした。

      実力はまだまだですが、感謝を忘れず、少しでも貢献していきたいです。
      昨日、その恩師が他界されました。
      記事は先週に完成してて、あとは公開するだけだったのですが。。。

      先生から返事を頂いたようでうれしいです。御通夜の帰りです。
      さっきの涙を忘れ、すっきりしました。

      先生!コメント、ありがとうございます。我を張っていきます。

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