島根県には全部で7隻のバイかご漁業船があります。 石見地区に3隻、隠岐の島地区に4隻ありますが、この7隻のうち6隻は他の漁業との兼業で操業しています。 今回は島根県で唯一バイかご漁業を専業で操業されている、隠岐の島の福祐 […]
カテゴリー: 水産流通
水産業の発展に欠かせない「多業種との連携」の事例
2022年10月27日、筆者が開発に携わっている電気刺激装置のプロジェクトが「公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会会長賞」を受賞した。 これは北海道から沖縄まで水産業に関わる多くの方の叱咤激励、大学や研究機関の協力 […]
底引き網漁業における「水揚げ金額向上」の秘訣とは
2022年5月、島根県の底引き網漁のシーズンが終了しました。 昨季より新造船を導入した祐生漁業部さんに結果を伺ったところ、非常に好調な水揚げをされておりました。 今回は島根県の現状を踏まえながら、同社の水揚げの向上に至っ […]
魚に最適な価値を生み出す「〆」とは
食用魚を屠殺するには、「〆る(しめる)」という言葉が用いられる。 〆にはあらゆる方法があり、どのような〆をするかによって魚の価値は大きく変動する。 今回は一般的に施されている魚の〆について、経済的なメリットを含めて紹介し […]
魚の価値を高める方法!魚の熟成と処理を解説
近年、「熟成魚」という言葉をきく機会が増えてきた。 これまで魚は獲れてすぐが最も美味しいといわれてきたが、最近ではその考えが変わりつつある。 今回は熟成魚の仕組みと、熟成するために必要な魚の処理について紹介する。 目次 […]
これからの時代に大切なこと!魚をやさしく扱う最新技術とは【後編】
今回は魚を電気で鎮静化させる「FreezFish」を導入している鹿児島のカンパチ養殖業者を訪問した。 そこで実際にFreezFishを使用した出荷作業に携わる従業員に話を聞くことができた。 目次 鎮静化による効果 今後の […]
美味しい魚を届けるために!魚をやさしく扱う最新技術とは【前編】
少し想像して欲しい。人間を無理やり水に入れたら苦しくて暴れると思う。では、魚を水から空中にあげたら? 魚が暴れることは想像に難しくない。 今回はそんな暴れる魚をやさしく扱えるようにした技術を紹介したい。 目次 空中で暴れ […]
【新しい水産流通】漁師が取り組む6次産業化の事例
前編では、厨の取組みと水産物の流通について記載した。 後編では、個人漁師が取り組む6次産業化と、それを支える加工機械について以下の項目の通り紹介する。 目次 個人漁師が取り組む「6次産業化」とは 6次産業化を支える「水産 […]
いろんな漁業種の魚が、多様に流通する水産
最近、よく耳にする「多様性」という言葉。 生物の多様性であったり、地域多様性であったりと、多岐にわたる。 人々の価値観も変わってきており、経済だけが発展すればいいというものでもなくなってきている。 我が国の水産業は、ひと […]
養殖業界に訪れた転換期!コロナに立ち向かう取り組みとは
新型コロナウイルスによって、人々の生活様式が大きく変わっている2020年。 本来であれば東京オリンピックが開催され、観光産業や外食産業が盛に盛り上がり、養殖業界も乗っかるはずであったが、4月から状況は一変した。 コロナで […]