香住港を基地としている沖合底引き網漁船(以降、沖底船) 大祐丸に乗船した。 同船はもともと40tの大きさだったが、2023年に新船として19tの船を建造している。 今回は漁船を大型化する事例が多くある中で、あえて「小型化 […]
カテゴリー: 底びき網漁業
漁具の性能を左右する「縮結(いせ)」とは?
網とロープを仕立てる際に基本的な考え方として「縮結(いせ)」というものがある。 一般の方には読むことすら難しい言葉だが、漁業の世界では基本的な事項であり、漁具の性能を左右する重要な考え方だ。 今回はこの「縮結(いせ)」に […]
〜漁業者を増やす取り組み〜漁業就労支援フェアに参加して
漁業従事者は年々減少傾向にあり、「後継者がいない」「船員確保が難しい」との話をよく聞くようになった。 船員確保の方法は人の紹介、ハローワーク、就職支援サイトの活用等様々なものがあるが、今回東京で行われた「漁業就業支援フェ […]
漁業者と密接な関係を築く「営業」の仕事とは【境港営業所編】
海ペディアを運営している西日本ニチモウ株式会社。 全国各所を担当する営業社員が在籍しており、それぞれが漁業者の課題を解決するために日々奔走している。 今回は西日本ニチモウの境港営業所の活動について紹介する。 境港営業所に […]
底引き網漁業における「水揚げ金額向上」の秘訣とは
2022年5月、島根県の底引き網漁のシーズンが終了しました。 昨季より新造船を導入した祐生漁業部さんに結果を伺ったところ、非常に好調な水揚げをされておりました。 今回は島根県の現状を踏まえながら、同社の水揚げの向上に至っ […]
かけ廻し網漁業の操業方法を紹介!狙いの魚種を獲るための工夫とは
かけ廻し漁業とは、底びき網漁業の1種です。 今回は、かけ廻し漁業を行う沖合底びき網漁船(以後、沖底船)の操業方法をご紹介します。 沖底船の人員構成 沖底船の乗組員の人員構成は、船の大きさで異なります。 例として、 19t […]
【操業のリアル】兵庫県の底びき網漁業
兵庫県の日本海側では、沖合底びき網漁船によるかけ廻し漁業が盛んであり、地域の基幹産業となっています。 今回はその中でも年間水揚げ金額の大部分を占めている、ズワイガニ漁に乗船してきました。 目次 兵庫県のかけ廻し漁業につい […]
【新しい水産流通】漁師が取り組む6次産業化の事例
前編では、厨の取組みと水産物の流通について記載した。 後編では、個人漁師が取り組む6次産業化と、それを支える加工機械について以下の項目の通り紹介する。 目次 個人漁師が取り組む「6次産業化」とは 6次産業化を支える「水産 […]
【操業のリアル】島根県の底びき漁業
島根県大田市にある和江港を帰港地としてかけ廻し漁業を行っている(有)祐生漁業部の祐生丸に乗船させていただきました。 祐生丸は、2020年8月に竣工した19t型の沖合底びき網漁船です。 本記事では底びき網漁業の基礎知識から […]