今回は長崎県にて操業している7.9t型まき網船団を訪問した。 当船団は極限まで省人化された操業を実現している。 本記事ではこの船団がどのような形態で、漁具を使用して操業しているのか紹介していく。 目次 7.9t型まき網に […]
【新しい水産流通】漁師が取り組む6次産業化の事例
前編では、厨の取組みと水産物の流通について記載した。 後編では、個人漁師が取り組む6次産業化と、それを支える加工機械について以下の項目の通り紹介する。 目次 個人漁師が取り組む「6次産業化」とは 6次産業化を支える「水産 […]
【ロープ選定シリーズ】最適なロープ選定の方法と検討すべき項目を紹介
ロープには素材や太さなど多数の要因が関わっており、用途によって最適なロープを選ぶことが重要です。 最適なロープを使用することで、作業性の向上やロープの使用期間が延び、メンテナンス業務の効率化にも繋がります。 そこで今回は […]
いろんな漁業種の魚が、多様に流通する水産
最近、よく耳にする「多様性」という言葉。 生物の多様性であったり、地域多様性であったりと、多岐にわたる。 人々の価値観も変わってきており、経済だけが発展すればいいというものでもなくなってきている。 我が国の水産業は、ひと […]
【操業のリアル】島根県の底びき漁業
島根県大田市にある和江港を帰港地としてかけ廻し漁業を行っている(有)祐生漁業部の祐生丸に乗船させていただきました。 祐生丸は、2020年8月に竣工した19t型の沖合底びき網漁船です。 本記事では底びき網漁業の基礎知識から […]
【操業のリアル】東日本のまき網漁業と漁業サポーター
今回は漁獲量が多いまき網、特に海ペディアに紹介されていない東日本(北海道から千葉県の太平洋沿岸)で操業するまき網と、漁業のサポート方法について記載する。 目次 東日本のまき網の特徴 漁業サポート事例(漁具Ver.) 模型 […]
【海洋サステナビリティ】漁具を悪者にしないために
海洋プラスチックごみ問題がニュースなどで取り上げられていますが、水産業においてプラスチックの使用は必須です。 そこで私たち漁業関係者が使用するプラスチックが悪者にならないようにするための活動を次の通り紹介します。 目次 […]
【違反者には操業停止も】救命胴衣の重要性とは
救命胴衣を着ると、暑くて動きにくいので、着るのが面倒だと感じていないでしょうか? ご存知と思いますが、2018年2月から救命胴衣の着用は全面義務化されており、さらに2022年2月からは今回の全面義務化に関する違反点数も課 […]
【操業のリアル】長崎県まき網①
長崎県には50〜60隻の中小型まき網船があり、まき網漁業が盛んに営まれている。 一般的なまき網船団では獲った魚は沖で氷締めし、鮮魚や加工品原料、冷凍エサとして取り扱われることが多い。 そんな中、当地区には漁獲した魚を活魚 […]
新しい漁業法と価値観を考える。
最近の話題はコロナ関連に集中しているが、実は海ペディアが立ち上がった2020年12月1日に改正された漁業法(以下、新しい漁業法)が施行されていた。 まだ具体的な影響がないので実感が沸かないが、確実に水産資源管理を徹底する […]