近年のまき網漁業では、機械化による操業の効率化が進んでいる。 従来、魚の運搬船への汲み上げは「アゼ網」という専用の網を用いることが当たり前だったが、フィッシュポンプの導入によって省力化と鮮度保持を同時に実現できるようにな […]
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漁具の性能を左右する「縮結(いせ)」とは?
網とロープを仕立てる際に基本的な考え方として「縮結(いせ)」というものがある。 一般の方には読むことすら難しい言葉だが、漁業の世界では基本的な事項であり、漁具の性能を左右する重要な考え方だ。 今回はこの「縮結(いせ)」に […]
〜漁業者を増やす取り組み〜漁業就労支援フェアに参加して
漁業従事者は年々減少傾向にあり、「後継者がいない」「船員確保が難しい」との話をよく聞くようになった。 船員確保の方法は人の紹介、ハローワーク、就職支援サイトの活用等様々なものがあるが、今回東京で行われた「漁業就業支援フェ […]
【入門者必読】漁業で用いられる「単位」を解説!現場でつかえる基礎を学ぼう
漁業現場では、おもに「尺貫法」という計量法が用いられている。 一般的な学校では習わない単位であり、実際に筆者自身も新人のときは何を表しているのかほとんど理解できなかった。 今回は漁業の基礎知識として、全国の漁業現場で使わ […]
水産業の課題を解決する「漁具の営業」の仕事とは
海ペディアを運営している西日本ニチモウ株式会社。 全国各所を担当する営業社員が在籍しており、それぞれが漁業者の課題を解決するために日々奔走している。 今回は前回の記事に引き続き、西日本ニチモウの営業が行っている活動につい […]
定置網の操業方法とは?魚価向上の取り組みも紹介
定置網とは、沿岸域に漁具を設置し、来遊する魚を誘導して漁獲する漁法である。 日本各地の沿岸域で営まれており、その地の基幹産業となっている地区もある。 今回は定置網の操業方法を紹介していく。 目次 定置網の漁具について 定 […]
魚の価値を高める方法!魚の熟成と処理を解説
近年、「熟成魚」という言葉をきく機会が増えてきた。 これまで魚は獲れてすぐが最も美味しいといわれてきたが、最近ではその考えが変わりつつある。 今回は熟成魚の仕組みと、熟成するために必要な魚の処理について紹介する。 目次 […]
中型まき網漁業の操業方法とは!?各地で使われる最新設備も紹介
日本には約15万人の漁業者がおり、全国各地でさまざまな漁法にて操業を行っている。 今回はその中の西日本の沿岸まき網(19t)に焦点を当てて、操業方法を紹介していく。 目次 基本構成 操業準備、漁場への移動 集魚 投網 環 […]
定置網漁師の「魚の価値を高める取り組み」とは
長崎県五島地区で大型定置を営む(有)有福水産に訪問した。 同社では獲った魚の加工・販売だけにとどまらず、畜養、活魚運搬まで手掛けている。 今回は同社が行っている魚の価値を高める取り組みについて紹介する。 目次 魚を新鮮な […]
【操業のリアル】福岡県まき網漁業
福岡県にて操業する中型まき網船団、蛭子丸水産に往訪した。 同船団をはじめ福岡地区では、他の地域とは異なる独特の操業方法で省人省力化を図っているという。 今回は同船団の取り組みについて紹介する。 目次 蛭子丸水産について […]