近年のまき網漁業では、機械化による操業の効率化が進んでいる。 従来、魚の運搬船への汲み上げは「アゼ網」という専用の網を用いることが当たり前だったが、フィッシュポンプの導入によって省力化と鮮度保持を同時に実現できるようにな […]
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中型まき網漁業の操業方法とは!?各地で使われる最新設備も紹介
日本には約15万人の漁業者がおり、全国各地でさまざまな漁法にて操業を行っている。 今回はその中の西日本の沿岸まき網(19t)に焦点を当てて、操業方法を紹介していく。 目次 基本構成 操業準備、漁場への移動 集魚 投網 環 […]
【操業のリアル】福岡県まき網漁業
福岡県にて操業する中型まき網船団、蛭子丸水産に往訪した。 同船団をはじめ福岡地区では、他の地域とは異なる独特の操業方法で省人省力化を図っているという。 今回は同船団の取り組みについて紹介する。 目次 蛭子丸水産について […]
【操業のリアル】7.9t型まき網の操業形態を紹介!省人化を極めたスタイルとは
今回は長崎県にて操業している7.9t型まき網船団を訪問した。 当船団は極限まで省人化された操業を実現している。 本記事ではこの船団がどのような形態で、漁具を使用して操業しているのか紹介していく。 目次 7.9t型まき網に […]
【操業のリアル】東日本のまき網漁業と漁業サポーター
今回は漁獲量が多いまき網、特に海ペディアに紹介されていない東日本(北海道から千葉県の太平洋沿岸)で操業するまき網と、漁業のサポート方法について記載する。 目次 東日本のまき網の特徴 漁業サポート事例(漁具Ver.) 模型 […]
【操業のリアル】長崎県まき網①
長崎県には50〜60隻の中小型まき網船があり、まき網漁業が盛んに営まれている。 一般的なまき網船団では獲った魚は沖で氷締めし、鮮魚や加工品原料、冷凍エサとして取り扱われることが多い。 そんな中、当地区には漁獲した魚を活魚 […]
【操業のリアル】島根県隠岐諸島のまき網船①
島根県隠岐郡西ノ島町にある有限会社共幸水産の第一千鳥丸(網船)に乗船させて頂いた。 同社では慢性的な課題である人手不足を補うために、特徴的な取り組みを実施している。 今回は同社の省力化への取り組みと人材確保の事例、そして […]
【操業のリアル】山口県まき網船②
山口県には6隻の沿岸まき網があり、主に萩地区に多い。漁期は4~12月であり、1~3月は休漁期間となっている。浮子綱の長さは600mまでという山口県独自の規制もある。山口県のまき網船団は資源保護の為、これらの規制に準じて操 […]